アンナットタマネギスオウヤマモモチップセイヨウアカネフクギグールニコチールヤマモモエキス

●青色系

琉球藍

夏から秋にかけての茎葉を刈り取り泥藍を生成し染色に使います。
以前は沖縄の各地で栽培されていましたが、現在では主に本部伊豆味で栽培されています。
泡盛、水あめ、アルカリ剤を専用の瓶で天然発酵させます。

●黄色系

福木

海岸付近の屋敷の防風や防潮林として植えられています。
樹皮や枝、葉などが染料となります。

●赤褐色系

オキナワサルトリイバラ

茎の刺にサルがひっかかる、の意味があります。果実は経1センチほどの球形で、赤く熟します。地下茎から茶褐色系の染料がとれます。

シャリンバイ

枝先にたくさんの白い花が咲き芳香があり、果実が黒紫色に熟します。樹皮や材、根に多量のタンニンを多く含んでいます。

●その他

月桃

旧暦の12月8日に家族や子供の健康を祈願するムーチーの行事で餅を包むのに葉が利用されます。独特な香りの植物です。沖縄ではエッセンシャルオイルも作られています。

天然繊維で染める植物の採集や染め、織りの工程をすべて手作業で行っています。



◆染色作業のながれ

・琉球藍と泡盛を混ぜ、発酵させます。
・何度も糸を染めます。
・発酵中の琉球藍



これらの染料となる植物は、今も地域に残る「知花城址」周辺などの山林より採取さてています。


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